複式簿記のメリット
2008.01.05 |Category …未選択
簿記は何も、事務職として働く人や、会計士や税理士になりたい
人が学ぶものというわけではありません。
たとえば個人事業を運営している方などは、ご自分で、帳簿を
つけたりしている人も多いと思います。
簿記などわからないから、ということで、
簡易帳簿で記帳している人も多いと思います。
確かに、簡易帳簿はつけるのが簡単です。
簿記の勉強をしたことがない人でもすぐにつけることが
できます。お小遣い帳のような感じですから
本当に簡単です。
しかし、そんな方も、複式簿記で帳簿を記帳することで
大きなメリットがあるのです。
これは、すでに個人事業を運営している方などは
知っている人が殆どだと思いますが、
これから何か事業を始めようとしている人は、注目です。
個人事業主の多くは、青色申告という形で、
確定申告を行う場合が多いと思います。
この青色申告で確定申告を行う場合、
簡易記帳で帳簿を作成した場合は
「青色申告特別控除」は10万円しか控除が受けられません。
しかし、複式簿記で記帳すると、65万円の控除が受けられます。
(確定申告の際に添付するものがあったりしますが)
55万円も違うのです。これはかなり大きいですよ~
しかし、簿記なんて、習ったことないし。。。と思うかも知れません。
簿記検定を取得しようと思っている人向けのテキストなどは
本当に検定向けのテキストって言う感じですが、
簿記に関しては、検定向けのテキストだけでなく、
本屋さんのビジネスコーナーなんかを見てみると、
帳簿の付け方
みたいな感じで、具体的に、複式簿記で記帳する方法が
わかりやすく書かれている本が沢山あります。
そういう本を読みながらでも、できちゃいます。
複式簿記と言っても、それほど難しいものでは
ありませんからね~
これから事業を始めようとしている方などは、
ぜひ、帳簿は複式簿記で記帳することを
お勧めします。